HIFU:高密度焦点式超音波治療
他の治療法について
現在、早期の前立腺がんの治療法としては、根治的前立腺摘出術と放射線療法が主に施行されています。 根治的前立腺摘出術の効果は、約80~90%で、現在最も確実な治療法とされています。保険適応となる治療方法は、開腹し前立腺を切除する手術です。入院期間が、約3~4週間かかります、また術中の出血による輸血、尿失禁、男性機能不全(インポテンツ)や直腸損傷、尿道直腸瘻、手術後の肺塞栓などの合併症の可能性があります。手術中の出血が比較的多い手術のため、手術前にご自分の血液(自己血)を貯血しておくことが一般的です。
放射線療法の効果は、長期的に見て手術治療よりは劣りますが、心臓や呼吸機能などの持病があり、手術の危険が大きいとき、あるいは手術に気が進まないときに最初の治療として選択されてきました。入院期間は、約6~8週間と長期にわたります。放射線治療の副作用として治療中の下痢、放射線直腸炎、放射線膀胱炎があり、また治療後5~10年後にも直腸潰瘍や狭窄、出血が起こります。
HIFU治療の合併症
HIFUはこれまでわが国、欧米諸国で施行されてきています。しかし、まったく問題がないわけではありません。開腹の手術同様1~2%の患者様に尿道と直腸の間に穴があく合併症(尿道直腸瘻)が報告されています。この場合は一時的に人工肛門を作って、尿道直腸瘻が治った後(約6~12ヶ月後)に人工肛門を閉鎖して治します。また、治療により尿道が狭くなる(尿道狭窄)ことがあり、あらためて内視鏡を用いて尿道を広げる治療を行うことがあります。
治療費
患者様には94万5千円(税込み)のご負担で2泊3日入院中の全ての経費をいただきます。
- 保険適用外の為、自費扱いとなります。
- 個室又は二人部屋、四人部屋等をご希望の患者様は、室料差額が別途必要となります。
- お会計は退院時に一括精算となります。
- なお入院時のお預かり金として20万円お預かり致します。(94万5千円の一部としてお預かり致します。)
映像資料
帝京大学が提供する疾患・治療情報を紹介するTV番組「帝京大学健康ステーション」(CS日本141ch・G+にて放送)で放送した「タイトル:前立腺がん」にてHIFUの紹介を行いました。この放送をネット上でご覧いただけます。
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